【後編】私が診断士一年目に活動できなかった理由

中小企業診断士

このブログでは、ごく普通の30代男性会社員が9ヶ月と長期の育休取得し、 その期間も生かして独学で中小企業診断士試験に合格した体験を発信しています。

【前編】では、私のスカスカだった診断士一年目を恥ずかしげもなく紹介しました。

【前編】何もしなかった私の診断士一年目の記録
今回は、私が診断士試験に合格してからの一年を簡単に振り返ります。簡単にというか、何も成していないのですが…。

後編では、試験合格後一年間、特に何も診断士活動してこなかった理由を考察してみます。

診断士活動とは?

そもそも診断士活動といっても多岐にわたると思いますが、診断士の肩書きを使った活動は全般が含まれると思います。

たとえば、コンサルティングや補助金申請支援、セミナー・予備校講師など、お金を稼げる仕事はもちろん、受験生支援団体でのボランティアや、飲み会など同期との純粋な交流も含まれると思います。

診断士活動に繋がらなかった理由

それでは、私が診断士活動と呼べることを一年間やってこなかった理由を4つ挙げてみます。

協会に入らなかった

各都道府県ごとに診断協会(診断士協会)があり、試験合格後から加入することができます。公式の団体ということもあり、診断士の先輩方と多く知り合えるほか、セミナーの案内や仕事の紹介もあるそうです。

ただ入会金と年会費がそれぞれ数万円かかるのがネックで、財布のヒモが固い私は入会しませんでした。ちなみに副業診断士だと加入しない人もけっこういるみたいな話も聞きました。

受験生支援団体に入らなかった

試験合格者は、合格を目指す受験生を支援する団体に加入することができます。タキプロ、一発合格道場、ふぞろいが有名です(私はこれしか知りません)。関東圏だけでなく関西圏や中京圏でも集まりがあるみたいです。試験合格後の一年しか活動できないらしいのですが、セミナーや勉強会など、活動は量・種類とも十分すぎるほどで、同期とかなり仲良くなれるそうです。

実は同期だけでなくOBとの繋がりも生まれるようで、そこから仕事を紹介してもらうケースもあるそうです。これはうらやましいなと思いました。ただ、上記の通り活動でかなり時間が取られるようなので、この旨味を知ったとしても、私は加入しなかったかもしれません。

中京圏で交流会に参加しなかった

私は合格後にTwitterを始めたのですが、そこで繫がる診断士界隈の方々は、やはりと言うべきか関東圏在住がほとんどでした。関東で開かれる交流会には都合のよいタイミングで何回か参加しましたが、そこから繋がりを深める形にはなかなか至りませんでした。関東圏の方々からしたら、中京圏の人と繋がる意味は特に無いと考えるのも無理はないと思います。

そもそも中京圏でTwitterをやっている診断士・合格者が見つけられませんでした。別の機会で知り合い、その後Twitterをやっていると知った方々は中京圏とわかるプロフィールやツイートを発信していなかったりしました。とはいえ必要があるかというと…なので発信しないのもわかります。

というわけで、自分の意思で参加しなかったというよりは、参加する機会を見つけられなかったという状況でした。(言い訳)

実務補習のメンバーと交流しなかった

私は診断士合格してすぐの冬の実務補習・15日間コースに参加しました。3社の診断を同じメンバーで乗り切ったので、個人的には強い繋がりができたなと感じています。

ただ実務補習が終わってからは、いつでも会えると思ったからか、あまり連絡は取っていませんでした。そして合格から約一年後に集まった際、他のメンバーは受験生支援や補助金申請支援など、診断士活動を積極的に行っていることを知ったんですね。これは刺激になりました。私はこの一年、何もしてこなかったなと。

ありがたいことにメンバーを通じて新たな活動が始められそうな段階に来ました。この一年は充電期間と思うことにして、ここから仕切り直しで前を向いて進んでいきたいです。

まずは地元で交流が手堅い

というわけで、診断士活動を活発にしたいなら、お住まいの地域で交流を深めるのが結局は手堅いと思います。診断士協会もいいですし、受験生支援団体も支部みたいな形で大都市圏にはあるみたいです。

そして実務補習のメンバーならかなり長い時間を共にした戦友なので誘いやすいでしょう。加えてTwitterやFacebookで地域内の交流会に参加したり、自分で開いたりすると、さらに交友関係が広がるはずです。

私のようにコミュニケーション能力が低い者にはハードルが高いですが、苦手を克服する絶好の機会なのかもしれませんね。

とにかく、待っていだけではなかなか出会いはない、自分で動いてこそ繋がれるということでしょう。

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